フランスで子育て猫育て。

南仏での育児と猫のことをつづっています。

フランス 自分でどうにかする(代用)レシピいろいろ。


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海外で生活していると、日本で普通に買える食材がアホみたいに高級だったりします。

ニースの私のよく行ってるアジア食品スーパーだと、

  • 1.5リットル入りのキッコーマン醤油 6.5ユーロ
  • だしの素1箱400g 8ユーロ
  • 袋ラーメンの出前一丁 0.75ユーロ
  • 豆腐(密封紙パック)一丁 2ユーロ
  • カレールウ1箱(日本のより小さめ) 2.5ユーロ

みたいな感じです(大体の記憶)。円換算すると全体的に日本の値段の2倍以上する。高いなぁと思うけど、どれも輸入品になるから仕方ない。だから、めんつゆ(ストレートタイプで4ユーロ)みたいな5人家族で一回で使い切っちゃうようなものは、もったいなく買ってられないのです。

という訳で、渡仏以降、ことある毎にググるのは、日本だったら買って済ませるものを自分で作るためのレシピです。幸いなことに、私が思いつく範囲のものは既に誰かがレシピを考案していて、いつも助けてもらっています。

 

 

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その1「みりん」

みりんもアジア食品スーパーに行けば売っています。が、やはり高い。使用量を考えると悩ましい。でも要は酒と砂糖だろうと思いググったところ、やはり先人たちがいろいろ考案している。

ただ日本国内だと酒を料理酒(日本酒)としている場合が多く、これはフランスでは使えない。という訳で、私は普通にカルフールとかで売ってる料理用白ワイン(料理用でなくてもとにかく安物白ワイン。1ボトル1ユーロ程度のもの)に砂糖を入れてみりんの代用にしています。

白ワイン大さじ1に対し、ほぼ同量の砂糖。

寿司ブームのおかげで、醤油はメジャーな調味料になっているので、値段はともかく手に入れるのは比較的容易。よって、みりん問題がクリアできれば大体の和食に対応できるようになると感じます。

 

その2「めんつゆ(濃縮3倍)」

これは、私がもう「神様ありがとう!」と思ったくらい簡単に作れるレシピを発見。今はもうレシピ見ないでも作れます。フランス人家族にも大好評。それくらいこの夏は何度も作った。フランスで市販品を買うよりはるかに安い。

cookpad.com

ちなみに材料のみりんについては、前述のみりんの作り方で作ります。コツは砂糖の量をビビらないこと。多すぎ?って思うくらいにしといてちょうどいい。

「アルコールを飛ばすために火をつける」工程がありますが、これはどっちでもいいかも。私は白ワイン風味を極力消すために必要かなと思ってやってたけど、火の勢いが怖いのでやったりやらなかったり。でも味にはさほど問題でませんでした。

 

その3「クリームシチュー(のルウ)」

近所のアジア食品スーパーでは売ってるのを見かけないのがシチューのルウ(クリームシチューもビーフシチューも)。カレーはあるんだけど。そこで、シチューを食べたい時、最初はホワイトソースを作るところからやってたんだけど、いい加減めんどくさい時にこのレシピを発見。

cookpad.com

「炒めた肉と野菜に小麦粉をまぶす(鍋は火から下ろす)」っていう工程が目からウロコでした。これで本当にちゃんとクリームシチューになったよ。何だよルウ要らないじゃん!ホワイトソース作らなくていいじゃん!みたいな。

 

その4「ビーフシチュー(のルウ)」

クリームシチューはどうにかなったけど、さすがにビーフシチューは無理じゃない?と思い込んでいたけどググればあるものですね。

 

自分でどうにかならないかやってみたけどやめたもの

ちなみに、カレールウもどうにかならないかなぁと思って色々ググってみました。必要なスパイスを揃えればやってやれないことはなさそうだと一回やってみたけど、何か違うのでやめました。

カレールウばかりは、やはり日本人の長年にわたる(ほとんど異常とも思える)味の探求(「コク」とか「まろ」やとか「熟」とかなんとか色々)の結晶かと思います。このあいだ「こくまろカレー」をたまたま手に入れたので作ったら、やっぱ超美味しかったです。あー、また食べたい。なお、いつも買ってるのは「S&Bゴールデンカレー」ですが、海外向け商品なのか、味が日本で買うのと若干違っております。 

ハウス こくまろカレー中辛 140g×3個

ハウス こくまろカレー中辛 140g×3個

 
ハウス こくまろカレー辛口 140g×5個

ハウス こくまろカレー辛口 140g×5個