知らず知らず「Baby-led Weaning」導入。
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娘、生後10ヶ月を過ぎ、離乳食の量も増えてきています。
しかし、最近の悩みというかイライラすることが、おかずをスプーンから食べることを拒否すること。
我が家でよく出すおかずとは、主にピュレ状の野菜スープに肉やパスタなどを混ぜたもの。
最初のひとくちは、たいていOK。でも2口目からは、スプーンを口元に持って行くと両手を振り上げてテーブルをバンバン叩いたり、顔を背けたり。タイミングが悪いと、食べ物をのせたままスプーンが壁や床や、食べさせている私や夫に向かって飛んでいく。
そのくせ、大好きなヨーグルトや果物のコンポートであれば、スプーンからでも口を大きく開けるのです。
平日は毎日これに付き合っている私も、週末担当の夫もうんざり。
デザートや甘い果物ばかりあげるわけにもいかないし、「もうミルクだけ飲んでくれれば良い」という月齢でもないので栄養は取って欲しい。
「さて、どうしたら…」と考えてみると、ひとくちサイズの茹で野菜や、カットしたパンなどは自分の手でつかんで黙々と食べている。
じゃ、もうそれでいいじゃん!娘にお任せだ!
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娘に食べるのお任せ離乳食。
つかみ食べの練習用に茹で野菜は毎回用意していたけど、スプーンであげるおかずを中心にするのは止めて、野菜の種類を増やして用意。
肉はさすがにそのまま出してもまだ食べられないので、茹でた後ブレンダーでミンチにしたものを、溶き卵(一日の摂取量である半個分)と混ぜてパンケーキっぽく焼き、適当な大きさにカット。
これを娘のテーブルにごろごろっと置いてみた。
茹でた野菜と、茹でた鶏肉をブレンダーでミンチにした後に半個分の溶き卵と混ぜて焼いたものを適当サイズに切り娘のテーブルに広げたら黙々とご機嫌で完食。テーブルの前で口を開けてみたら、私の口にも野菜入れてくれた。抵抗されながらスプーンで食べさせるよりずっとストレスなかったわ。 pic.twitter.com/lhx2M9Nhcj
— 幸 (@srdavi3216) 2017年11月7日
すると、落としたり手の中から飛んで行ったりは多少あったものの、完食。しかもご機嫌。
これってBaby-led Weaning(BLW)だった。
ツイッターで「それってBaby-led Weaning(BLW)っていうイギリス発祥の離乳食の与えかただよ」と教えてもらって、びっくり。
さっそくネットで英語や日本語の記事をいくつか調べてみて、「あー、確かにこれはBLW(もどき)だ」ってなりました。
知らず知らずに導入していたのですね。
夫にも見せたところ「このやり方なら僕もイライラしないで済む」と(笑)。
娘が食べるのを見守りつつ、私は台所の片付けられるので、時短にもなる。食べ散らかした場所は、全部食べ終わったあと、いっきに片付ければ良いし(娘が食べてるときは、どんなに汚そうが基本的に手は出さないことにした)。
とにかく娘がごきげんで、親は極力ストレスフリーに。
BLW(もどき)を意識して、娘に食事を出してみた本日。
調理器具を片付けながら、娘の方を振り返ると、彼女は右手に握ったカボチャを得意げに私に見せてニッコリ。
「そうだよね、ごはんは気分よく食べたいよね」と改めて思いました。
いずれ、また違う悩みも出てくるだろうけど、「赤ちゃんだって大人だって、ごはんは楽しく」を忘れないようにしよう。