「深夜食堂」からの重曹使って「パスタでラーメン」
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ついにフランスでも手を出してしまったドラマ「深夜食堂」。
最初にみたエピソードが「タンメン」。
渡仏以降、私も夫もアジア食品スーパーで買える袋ラーメン「出前一丁」で我慢してきたけど、「どーーーーしても生麺食べたい」スイッチが入ってしまった。よだれが止まりません。
夫「ラーメンプロジェクトを立ち上げよう」
私「それ、私が手打ち麺を作るってこと?」
夫「そう」
ちなみにニース市内には、日本らしいラーメンが食べられるお店KUMANOがありまして、一度行きましたがかなり満足しました(かなり良心的なお値段です。ラーメン9.5ユーロ〜)。
ただ、そう毎回行けないし、ラーメンスイッチは突然ONになるもの。食べたいと思った時に食べたい!
とは言え、粉から何かを作るのって、餃子の皮にしろ、うどんにしろ、かなり気合と根性と体力がいるもの。どうしても腰が重くなる。
こんな時助けてくれるのがインターネット。探してみたらやっぱりあった、どうにかするレシピ。
「確かラーメンの麺は”かんすい”なるものが必要。でもこれは映画「南極料理人」で、重曹で代用していたはず」という記憶を頼りにググったところ、上記のレシピを発見。粉から作らなくていい!パスタも重曹も今ある!
重曹パスタ、やってみた。
フランスでは、重曹は「Bicarbonate de sodium」。フランスでは、料理用以外にも、掃除などのための生活必需品として、わりと常備されています。
レシピに従い、水1リットルに対し重曹大さじ1を加えて沸かし、これでパスタを茹でてみました。パスタは表示時間プラス2分で茹でます。
茹で上がりがラーメンぽい匂い、味、食感!
なんだかキツネにつままれたような気持ち。
現在我が家には鶏ガラスープの素がないので、今回はほんだしベースで醤油タンメンにして夫に出してみたところ、「かなりラーメンっぽい!袋麺よりも良い!」とのこと。大変好評でありました。
茹で時間6分の普通の太さのパスタを使いましたが、一番細いタイプのパスタを使うともっと近づく気がする。ちぢれ麺は難しいけど。スープについては、今後の課題。
しかし、こうなると料理って本当化学。
◆化学式で立証◆
中華麺を作るのに必要な
かん水=炭酸ナトリウム【Na2CO3】
重曹=炭酸水素ナトリウム【NaHCO3】<分解・反応を化学式で書くと>
2NaHCO3=【Na2CO3】炭酸ナトリウム+CO2二酸化炭素+H2O水
でもおかげで、生麺っぽいラーメンにぐっと近づけました(歓喜)。
「飯テロ」は万国共通。
「深夜食堂」に関連して、夫に「飯テロ」という日本語(?)を教えたところ、詳細説明不要な程、速攻で理解してもらえました(笑)。
「このドラマは非常に危険だ」
と申しております。
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