フランス月齢別離乳食レシピ(1日分)を参考までに。
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娘、まもなく生後10か月。
日本の離乳食スケジュールでは、そろそろ3回食になる時期ですが、娘のかかりつけのフランスの小児科では生後9ヶ月を過ぎても2回食の指導を受けています。体重増加も順調なので、特に心配せずに日々過ごしています。きっと気づけばあっという間に大人のご飯から取り分けるようになるのでしょう。
小児科検診に行くと、うちの先生は離乳食のレシピをくれます。
「この内容であげていれば1日分の栄養は足りる」と言われているものです。
当然こればかりあげている訳ではなくて(飽きて食べなくなるし)、概ね近似量だろうな、という感じであげています。「栄養が足りてるかな?」と気になった時に確認するよう程度にしています。日本の離乳食とはけっこう違っていることも多いですが、体重増えてれば何でもいいや、くらいの気持ちで、どうぞご参考までに。
- 生後4ヶ月のレシピ
- 生後6ヶ月のレシピ
- 生後8ヶ月のレシピ(2回食)
- 生後9ヶ月〜11ヶ月のレシピ(2回食)
- 1歳の食事についてはこちら。
- 実際のところはどうしているかというと
- こちらの記事もあわせてどうぞ。
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生後4ヶ月のレシピ
離乳食はお昼ご飯からスタート。母乳やミルクは欲しがるだけ。
- 小さじ1杯の野菜のピュレ:にんじん、ねぎ、ズッキーニ、インゲン豆、アーティチョーク
- 母乳(または粉ミルク)
- 小さじ2杯のリンゴのコンポート(すりおろし)市販品でもOK
アーティチョークは一度だけチャレンジしたけど、面倒くさすぎて二度とやるもんかと心に誓いました。
生後6ヶ月のレシピ
A)210mlのミルクを3回+シリアル小さじ1、または母乳4回
B)昼に離乳食
- 野菜スープ 200ml(にんじん、ねぎ、ズッキーニ、レタス、インゲン豆、アーティチョーク)
- スープに追加するもの
+ 小さめのじゃがいも
+ タピオカまたはクスクス 小さじ2(10分茹でる)
+ バターまたはオリーブ油 小さじ1/2
+ チーズラペ 小さじ1/2
- 肉 20g (よく焼く、または茹で、ひき肉にする)
+ 牛肉(ヒレ、赤身)
+ とり(ささみ)
+ 子羊(背肉)
+ 豚(加熱したハム)週1回
- デザート 以下のどれか
コンポート(リンゴまたは洋ナシ)10cc
アプリコットのコンフィチュール 小さじ2
完熟バナナ 1/2本
生後8ヶ月のレシピ(2回食)
A)210mlのミルクを2回+シリアル小さじ1、または母乳2〜3回
B)昼と夜の2回食
昼:生後6ヶ月のレシピと同じ
夜:野菜スープ(昼と同じ)肉は無し。
チーズ(チーズラペ小さじ1/2)
デザートとして果物またはヨーグルト(20gくらい)+コンポート
生後9ヶ月〜11ヶ月のレシピ(2回食)
A)210mlのミルクを2回+シリアル小さじ1、または母乳2〜3回
B)昼と夜の2回食
昼:生後6ヶ月のレシピに
肉または白身魚(タラなど)も追加(15分茹でる)
デザートによく熟した洋ナシ、桃などが追加。
夜:野菜スープ(昼と同じ)肉は無し。
チーズ(チーズラペ小さじ1/2)
デザートとして果物またはヨーグルト(20gくらい)+コンポート
※2017年12月1日追記:11ヶ月目の検診でしたが、順調に身長体重は増えているので、このまま同じ食生活でOKとのことでした。というわけで、我が家では引き続き2回食続行です。
1歳の食事についてはこちら。
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実際のところはどうしているかというと
この通りに作ったことは1回もないですが、記載のある食材はできるだけ取り入れるようにしています。
それと、外出するとか、疲れすぎて作るのめんどくさいとか、手作りしたけどあんまり食べてくれなくて心折れてる時は、市販のベビーフードを大活用。
上記のレシピを満たしたベビーフードが月齢別に市販されています。昼用に肉または魚入り、夜用は肉無し。容器1つの量がだいたい昼食一回分の内容(200g)になっています。フランスのスーパーで普通に買えます。
親は楽だし、娘はよく食べる!ちなみに市販品だけだと歯ごたえが足りないので、茹でた肉とか野菜を追加して混ぜて出しています。
ミルクについては、6ヶ月の時に、欲しがるだけあげてる(だって日本の育児書とかにはそう書いてるし…)と話したら「一日中食事してることになるよ。ちゃんと量を見なさい」と言われました。「まあ、そりゃそうだな」と思いまして、以降8か月くらいからはミルクはレシピの規定量+寝る前に90〜120mlくらいに納めています。
そして、日本人的にはやっぱり「だしの素」が欲しい!ということで、こればっかりは近くでは手に入らないので、赤ちゃん用の和風だしを日本から取り寄せて使っています。