フランスで子育て猫育て。

南仏での育児と猫のことをつづっています。

フランスでワクチン(2) 娘、接種証明書をもらう。


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娘のワクチン接種時期の前後になると、ニース市からメールで「conseil de vaccination」という予防接種の案内が届きます。

添付のPDFファイルを開くと、「予防接種スケジュールに従い、あなたのお子さんに次のワクチンを接種してください。接種したら、この書面にその旨を記載してニース市に提出してください」という趣旨の内容が書かれています。

最初は、なぜ市が私のメールアドレスを知ってるのか?と驚きましたが、セキュリテソシアル(健康保険)やCAF(家族手当金庫)登録時に記載していたからですね。

ワクチンを接種したら、

  1. 市から届いた用紙(「メール送信に同意」する旨をチェック)
  2. 健康手帳(母子手帳)のワクチンのページ(接種日・メーカー名・ロット番号等)をスキャンしたPDFデータ

これらを添付してニース市のメールアドレスに返信して手続き完了。

長期間放置すると「まだ提出されてませんよ」という催促メールが来たりもした(一回あった・・・)。

なお、用紙を印刷して小児科医に持参し、ロット番号と署名を記載してもらい、郵送してもOKです。でもうちの小児科医は「手帳にも用紙にも同じこと2回書かなきゃいけないから億劫」という理由で最初からメール提出。

 

この度、1年分のワクチン接種証明書(Certificat de Vaccination)受領。

先日の1歳検診で2種のワクチンを接種したので、用紙と健康手帳の写しをメールで送ったところ、同日中にワクチン接種証明書がメールで届きました。ちゃんとニース市(というか国)に接種記録が登録されているということです。

こんなのが届くと思っていなかったので、ちょっとびっくり。きっと保育学校に入学するときなどに必要になるのだろうな。

念の為、記載のワクチン名やロット番号が手帳上の記載と相違ないかをチェックして、間違いがないことを確認。(のたうつような小児科医の読みにくい字がちゃんと認識されていてすごい・・・)

メールはうっかり削除しないよう別フォルダに移動、証明書のデータはバックアップし、印刷もして保管。一応、健康手帳にもはさんでおきます。

フランスは、例えば滞在許可証の申請などは数多の書類を要求されるけど、医療関係の手続きはとても合理化されていて楽だなぁと思います。

※ワクチンは親が薬局で購入(保険加入なら無料)して小児科に持参するという手間はあるけれど。

「次は、はしか・風疹・おたふくかぜのワクチンを生後16ヶ月の時に接種するように」の案内付。

 

2018年1月1日から義務化されたワクチンを接種。

今回接種したワクチンのうち、ひとつは「はしか・風疹・おたふくかぜ」ワクチンの1回目(2回目は生後16ヶ月)でしたが、もうひとつは「C群髄膜炎菌」のワクチン。

これは2018年1月1日に施行された新しい法律によって追加で義務化された8種類のうちのひとつでした。 

srdavi3216.hatenablog.jp

 

ミュチュエルの保険証が期限切れでお金かかった・・・。

フランスでは、ワクチンは親が薬局に医師の処方箋を持参して購入しますが、一部のワクチンについてはセキュリテソシアル(健康保険)では全額負担されません。

今回の処方箋は12月初旬にもらっていたものの、ワクチンは生物なので、できるだけ接種日に近いところで購入したいと思い年明けに薬局に行ったところ、ミュチュエル(任意保険)の保険証が12月末で期限切れ。

2つのワクチンの内、ひとつはセキュで全額負担され、もうひとつはそうではありませんでした。そのため、後日保険会社から返金されることにはなったものの、薬局店頭では9ユーロ程の支払いが発生しました。こんなことなら年末までに買っておくべきだった・・・。

なお、薬局によっては「ミュチュエルの会社は同じ?同じだったらいいよ、保険証確認したことにしとくから!」と無料で出してくれるところもあります。ここは人間関係がものを言うのかもしれない・・・。

ちなみに、本日現在、まだミュチュエルの保険証は届いておりません。これぞフランス。