フランスで子育て猫育て。

南仏での育児と猫のことをつづっています。

娘 おしりふきのガンドトワレット(gant de toilete)卒業・・・。


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娘が生まれて、それこそ数千回(多分)は彼女のおしりを拭いてきました。

彼女が生まれてすぐのころ、おしりふきにはガンドトワレット(gant de toilete)という手のひらサイズのガーゼやタオルを使用していました。入浴時に体を洗うため袋状になっています。おそらくフランスの家庭には一般的にあるもの。

産院で助産師さんに「おしりふきなんてお金かかるし高い!古くなったり使わなくなったガンドトワレット(gant de toilete)で十分」という助言をもらったからです。

 

しかし、娘が離乳食を開始し、大人とさほど変わらない料理を食せるようになると、出すものだって大人並みに・・・。

ガンドトワレットを湿らせ、おむつを開き、トイレットペーパーで粗方拭って(これをしないとウ◯チ付きのガンドトワレットを手洗いしなくてはならなくなる)、ガンドトワレットで仕上げに拭く、という工程に、夫婦共々「・・・もうやってられるかーー!」となったわけです。ちゃっと拭いてちゃっと終わらせたい!

そして、気がつけば市販のおしりふきを常備するようになり、ガンドトワレットは片付けられたままとなりました。

食費・日用品のコスト管理を預かる身としては、市販品を使うことに多少迷いはあったものの、先日、夫と「市販のおしりふきって最高だね」「もう戻れないよね」「戻れないね、僕達十分頑張ったよね」と語り合い、以後は市販のおしりふきを使用し、ガンドトワレットのことは振り返らないという結論を出しました。

 

過去のエントリーを読み返してみると、なんだか涙ぐましい。真冬だしおしりふきが冷たいとかわいそうとか言って、ガンドトワレットを湿らすためのお湯を魔法瓶に入れて常備していたんですよ、私達。今では真冬でもひんやりした市販のおしりふきで容赦なくごしごし拭いているというのに・・・。

とはいえ、あの助産師さんの助言のおかげで、1日に8〜10回はおむつ交換をしていた新生児期に育児費用を節約できたことは確か。彼女が生後8ヶ月くらいになるまでに購入した市販のおしりふき、たしか2袋程。数えられるくらい、買わなくて済みました。

 

しかし、新生児のウ◯チって、今思えば可愛いもんだったな。