フランスで子育て猫育て。

南仏での育児と猫のことをつづっています。

「真似ぶ」と「学ぶ」を実感した日。


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娘が1歳を過ぎたあたりから、「自分でやってみたい、触ってみたい」という欲求が強くなってることを顕著に感じることが増えてきました。要求が通らなかったり、楽しんでいることを中断させられたりすると激しく泣くことも増えてきて、あー、イヤイヤ期の前哨戦かなあ、と思いつつ日々過ごしています。

 

「真似ぶ」「学ぶ」という言葉を反芻する日々。

ところで、今日なんとなく目についた夫の小さなハーモニカを娘に渡してみたところ、新しいもの大好きな彼女はそれだけで「はぁー!」と言って喜びの表情。けれど、その使い方については、夫がハーモニカを吹いて見せても、口をつけはするものの音の出し方が理解できない様子。

ちょっと早かったかな、と思った時、数日前に娘が玩具の笛をピーピーと鳴らせるようになったことを思い出し、その玩具を娘に「これと同じだよ。(ピーピー)ハーモニカも同じ(ブオーブオー)」と鳴らして見せたところ、あっという間に脳の回路が繋がったようで、すぐにハーモニカを鳴らし始めました。しばらく繰り返して、すぐに吹いても吸っても音が出ることに気付いたようでした。

何だか、模倣して理解し、理解して別のものに応用するという、「真似ぶ」「学ぶ」の瞬間をこの目で見たという感じでした。

ちょっと感動して涙目になってしまった私。 

 

日々旺盛に「真似ぶ」娘に四苦八苦。

親がスマートフォンやタブレットを触っていたら自分も触りたいし、持たせてみたら人差し指でタップする仕草をします。電卓やキーボードも同じ。

特に、スマホやタブレットへの執着心は大人並みと言っても過言ではないので、隠す、届かないところに置く、見せないなどの対策は、もはや頭脳戦の様相を呈しており、日々四苦八苦しています。

また、使い方が分からない玩具(積木やボール)なども、複数回遊んで見せたり、使って見せたりすると、しばらくして同じような行動を始めます。しっかり真似してる。

まだまだ日本語もフランス語も出てないし、一人での二足歩行も始まっていない娘だけれど、毎日いろんな進化をしているようです。

 

最終的に声も出しながら。

なお、本日時点で、娘は「声を出しながらハーモニカを吹く」という、ちょっと私の予想していない吹奏法を編み出していました。歌いながら吹いているようで可愛い。

リズムのある音が聞こえてくると、頭や体を揺らし始める娘なので、ハーモニカも含めて音楽が好きな子になるといいなぁ、なんて思っています。