白黒猫 娘が苦手。
最近、娘は気分が最高潮の時に突然「きゃー!」と叫ぶことがあります。それも結構な声量で。あまりに強烈だと「しーっ!」と言って聞かせますが、通用しないことがほとんど。
そのため、大きな物音がこわい白黒猫は、動き回っている時の娘を警戒するようになっています。上の写真は、いつでも逃げられる場所から遠巻きに娘(絶好調でキャーキャー言ってる)を見つめる白黒。
一方、娘は猫大好き。
暖房側でまどろむ白黒にしょっちゅう突進して行き、逃げられています。白黒からすると、すでに自分より大きい力加減のできない生き物が奇声をあげながら迫ってくるのですから、そりゃ逃げるの一択になるわな、と。
さて、まだ若さ全開の白茶は娘によく構ってくれます。娘が力加減を間違うと手の甲をやさしく(でも牙があるのでまあまあ痛い)噛んで、教育的指導を行います。娘がいるところに必ず居る存在。幼児友達がいない娘にとっては、兄弟みたいな感じだね、と夫や義父母と話しています。
ちなみに今日体重を測ってみたら白茶6kg超え(白黒は4kgちょっと)。重量がある分、娘の突撃にも動じないたくましさがあります。
いつもありがとうよ。
娘 猫トイレがこわい。
何でもかんでも触りたいお年頃の娘。「触って欲しくないなあ」という場所や物に限って猛スピードで突進して行くのを必死で阻止する毎日ですが、唯一避けて行く場所があります。
それが猫トイレ。
フランスに来てすぐ、屋根なしの猫トイレを購入して使用していました。娘が成長して動き回るようになって以降は、娘対策として段ボールに入口を開けてかぶせていました。(海外引越しで使った段ボールが最高に頑丈なので、これを使いました。)なお、入口は猫が通れる程度の隙間を開けて壁側に向けているため、娘は中に何かあることはあまり認識していません。
しかし、白茶猫がどうにも下手くそで、しょっちゅうトイレの外に大をいたしてしまうのです。段ボールの中なので娘がウ◯チを触ってしまうという事態は起こっていませんでしたが、掃除する私にとってとにかくストレス…。トイレ掃除で段ボールカバーを開けるたび「ああ、今日も…でかいのが…」ということを繰り返し。
(君だ、ストレスの原因は。)
そして、ついに屋根付きドア付きの猫トイレに買い替えたのです。
心配は、新しい物があるととにかく見たい触りたい娘に、どう「これは君には関係ない物、存在を無視しろ」と教え込むかということでした。
ところが屋根付き猫トイレが届き設置してみたところ、高速ハイハイで近寄っていった娘が、スーッと方向転換。
最初は気のせいかなと思って様子を見ていましたが、どうも猫トイレのドアに書かれている猫の顔を怖がっているらしいということが判明。
え?こんなものが?と思ったのですが、屋根付きトイレに替えて約1か月、入口を壁側にしていないにもかかわらず、娘は一度も関心を示しません。しかも、今日も心なしか避けてハイハイしていた。
Twitterで、幼児に触って欲しくない場所に目のシールを貼ると近付かなくなる、という技を見かけたことがありますが、これも同様の効果なのかもしれません。
セールで1番安かったから選んだ猫トイレでしたが、これまでのところ大成功です。白茶の粗相もなくなりました。
なお、猫トイレ的には、形状的な問題なのか以前のトイレより猫砂が出入りの際に飛散するという新たな悩みが(トイレのドアの意味とは…)。猫らが慣れた頃合いで入口を再度壁側に戻そうか思案中です。
猫2匹 基本的に仲が悪い・・・。
こちらが10歳半(メス)。日本から連れてこられた猫嫌いの優しい子です。
こちらが推定生後9ヶ月(オス)。猫も人間も大好き。カリカリと娘の離乳食のおこぼれを食べてぐんぐん成長し、他に3匹いる義父母の猫を含めても我が家で一番巨大な猫になりました。娘とおもちゃの取り合いをしたりして遊んでくれています。
子猫だった時、白黒に散々威嚇されもまったく動じない鷹揚な性格のまま大きくなり、今は威嚇されても「遊ぶ?遊ぶの?!」みたいに寄っていくので、白黒にとても嫌がられています。
白黒と添い寝するのが夢(多分)。
何年か一緒に暮らせば、距離も縮まるのかなあ。飼い主的にはもう諦めモードなので、せめて年寄りの白黒の血圧があがりそうなちょっかいは出さないで欲しいなあと思う毎日。
猫 コーヒーに砂をかける。
最近、猫(白茶)は自分が「これ要らない」と思ったものに砂をかける仕草をします。
とくに人間の飲料。
写真は、コーヒーを入れたマグカップに砂をかけているところ。かなり念入りです。
彼には彼のルールがあるらしく、
- コーヒー →砂をかける。
- ウィスキー →砂をかける。
- ビール →缶でもグラスでも瓶でも、飲み口を舐める(そして叱られる)。
- 水 → 飲む(そして叱られる)。
失礼な奴だぜ。
猫 バウンサーは譲らない。
身長がグングン伸びている娘にとって、もうすぐサイズアウトしそうなバウンサー。
暖房の前に置いていて暖かいので、もっぱら10歳半の猫の居場所になっています。ほぼ一日中ここで寝ています。
娘がバウンサーを使うのは朝最初のミルクの時のみなので、基本的には猫が使って差し支えないのだけど、時間の経過と共に「自分の寝床」という認識をしたのか、最近は「ここは絶対に譲らない」という意志が猫から感じられます。
もはや猫の3倍近い体重になってしまった娘を横に寝かせても、頑として動かない。
娘が猫と遊びたくてバウンサーに乗り込んでいくときも、絶対に動こうとしない。
力加減の下手くそな娘に抱きしめられたり、しっぽを掴まれたりするのにもかかわらず(でも爪を立てたり噛み付いたりは絶対しない。優しい…)。
そして、たいていの場合、猫が娘に押しつぶされやしないかハラハラした私が、たまりかねて猫を抱き上げて他所に移動させるまで文句の鳴き声をあげながらバウンサー内で頑張っています。
バウンサーを死守するより、まず自分の安全を優先するのだ、猫よ…。頼むよ…。
猫 近くて遠い。
白茶の子猫が来て7ヶ月。手のひらサイズだったのが、あっという間に大きくなりました。
先住の白黒(10歳半)は、白茶が小さい時に散々威嚇していたのに、今では体のサイズも態度の大きさもすっかり逆転され押され気味。若い白茶のあふれる活力に高齢な白黒はうんざり、という感じ。
私は複数の猫を飼うのがこれが初めてなので、ぜひ猫二匹がぴとっと寄り添って眠る様を見たくて仕方ないのに。
白茶は、時々眠る白黒にそーーーーっと近づいて横になろうとチャレンジしています。でも白黒は気配に気付くとあっという間に逃げてしまいます。よって、上の写真が今までで一番近づいて寝た時の様子。白茶は寝てるふり。
一度だけこっそり白茶の背中をぴとってしてみたら、寝てた白黒にすぐ気付かれて目茶苦茶怒られました。
飼い主の野望は、当分叶いそうにありません。
こんなに小さかったのに...。
猫と娘 庭遊び&育児専業主婦に戻った感想。
語学学校がひとまず終了し、育児専業主婦の日々復活。
2018年の抱負の一つ、「娘をできるだけ外に連れ出す」という目標を実行すべく、「いざ、近所の公園へ!」...ではなく、我が家の庭へ。
我が家の庭は義父母が非常にこまめに手入れをしていて、小ぢんまりしていて、すごく素敵なのだけど、温暖なニースの気候のせいで4月に入るともう蚊が発生し、6月にもなると刺されやすい体質の私は5分と居られない恐怖の場所になるんですが、今は蚊はいないし日当たりも良い。
娘の外遊びは、しばらく自宅の庭を有効活用しようと思います。遊具はないけど、階段の昇り降りに励んだり、松ぼっくりを拾ったりしてるし、猫もついてきて一緒に動きまわるので娘も楽しそう。
何より、私が楽。
坂の多いニース、我が家も坂の中腹に位置するため、家を出たら行きも帰りも坂。私も夫もそれを考えるだけで出かける意欲が萎むんですよね。だから、ベビーカーでの外出は、どうしても夫婦揃って「よっしゃ行くで!」と気合が入った場合に限りがち。でも1歳になった娘には、そんなの関係ないからなぁ。
今日から一旦育児専業主婦に戻りましたが。
8時半からの授業に遅刻しないよう、朝7時50分までに確実に家を出るため逆算して段取りを組み、これまで私がやっていた育児家事の一部を夫に振り分けて繰り回す、ということを行った一ヶ月は、私にも夫にも、いずれ来る共働き生活の練習として結構良かったなと思います。
- 娘の食事の下ごしらえは前日にし、翌朝、夫の弁当と同時並行で昼・夜2回分を作る。
- 学校後に買い出しから戻った後に、娘を待たせず朝作っておいた夕飯を食べさせ、できるだけ彼女と遊ぶ時間を増やす。
- 夫が帰宅したら、娘を風呂に入れ、しばし親子3人で戯れた後、娘をベッドに入れる。そして、夫婦で夕食。食後は翌朝の作業を極力減らすようできることをやっとく、みたいな。
育児を経験すると仕事復帰後の能力が上がる、という話を聞くことがありますが、それは、こういう先々の段取り力がかなり向上するせいなんだろうな、と思いました。赤子ほど常時イレギュラーな存在もないからなあ。
なにはともあれ、フランス語の勉強を続けられるよう、段取り力は落とさず行きたいと思います。